通関士受験では過去問の出番が頻出します

試験について
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過去問を活用しましょう

通関士の勉強では、過去問の出番がとても多いです。通関士を受験するなら、過去問を使いまくることが必須だと言い切ってもいいでしょう。

通関士の試験で過去問が大切な理由は?
それは、どんな問題が出るのか、どんなところから問題が出されるのか、知る手がかりとなるからです。

通関士が学ぶべき範囲もとても広大です。テキストは、よくできている場合だったら率先して学ぶべき部分から収録しているでしょう。
しかしそれでも、どこを重点的に覚えたらいいのかわかるわけではありません。

しかし実際の試験で出題された問題を読めば、その大事な答えにアクセスできます。
これこそが、過去問が通関士受験で最優先すべき教材である理由ですね。

過去問のメリットとは?

あと過去問にはもうひとつ、大きなメリットがあります。それは、問題を解くという行為を実際に繰り返せるということ。

通関士に必要な知識・情報をテキストや参考書で憶えられたとしても、それだけでは試験には受かりません。
なぜならば、覚えた知識・情報を試験用紙にうまく反映させることができないからです。

通関士の試験時間は、大した長さではありません。実際に受けるとわかりますが、あっという間に過ぎ去ってしまいます。
すべての問題を、よく考えて解くには全然足りないのです。

というわけで、通関士の試験に合格するなら問題の形式や解答用紙の体裁をよく体験しないといけません。
過去問をやるという行為は、その体験をする上でいちばん手っ取り早いのです。

独学はおすすめか?

「独学」とは、申し上げるまでもなく1から10まで自分の責任で、学習内容の一つひとつを解明していく勉強法です。
「合理的学習」からはかなり離れてしまうのも仕方がない、といえるでしょう。

とはいえ、「勉強することそれ自体を楽しみたい」とか「予備校や教育機関には頼りたくない」など、独立独歩の気持ちが理由で、あえて独学でトライしたい方もいらっしゃると思います。

管理人としても、「独学でも合理的に学習できます」とは言いにくいのですが、それでも無駄なロスを最小限に抑える教材の組立て方はできます。

独学は難易度が高い

独学でも通関士に受かる人は・・・本当にいることはいるんです。が、それはかなり少数派でしょう。
通関士の試験は年に1回しかないですから、勉強計画としては1年未満が普通なんです。

独学で、数か月~1年弱の準備で、通関士に受かろうとするのは・・・かなりの難易度だというほかありません!

通関士に独学で受かる見込みが高い人は限られます。
たとえばすでに(どこかの通関業者か、流通業や運送業の企業が考えられますが)通関や輸出入の業務を経験している人でしょう。実際に、通関士の試験では「一部試験免除者」が存在しています。

これは通関業者や官庁で通関業務あるいは関連業務に従事している人しかありえない優遇措置になってます。

独学にはまあ、うまくいったらメリットが多いことは真実ですよね。
教科書や問題集の費用しかかからないし、あとはせいぜい模擬試験を受けに行って1万円くらい払うだけでしょうね。

しかし誰かに教えてもらうときと違って、誰にも勉強することを命令されないですから自主性に欠ける人が独学で通関士に受かろうとすると失敗しますよ、たぶん。

実務経験がある人たちでさえ、独学の合間をみて単科講座(学校等では、試験直前の臨時的な講座を開いていることがよくあるんです)を受けに行ったりして万全の態勢をつくろうとするものだそうですから(僕は独学してないんで、学校でこの前聞いてきました)。

独学に向いている人は?

通関士の独学は、失敗をする時間的余裕がある人にはあえておすすめできますね(・・・たぶん実務経験者がここを読んでいることはあまりないでしょうから、あえてこう書いています!)。

通関士になる勉強のスタートラインに立ったばかりの人たちが独学にこだわるんでしたら、独学での通関士受験をはじめるときに、不合格になったときのことも見越して計画を立てておくほうが安全ですよ。

たとえばまだ学生だったりとか。あとは、通関業者か貿易の仕事をやっている会社に入った新卒採用者で、会社の方針で通関士の資格取得を命じられているような場合だったら、独学での通関士受験も悪くないでしょう。

用意する教材

  • 参考書(基本テキスト)
  • レジュメ集
  • 問題集

の3つを揃えてください。

基本テキスト

  • 『通関士試験合格ハンドブック』(中央書院)
    ※広範囲な知識の習得が必要な「通関士」受験者のために、合格に必要な知識をおさめた定番テキスです。
  • 『出る順通関士合格テキスト』(東京リーガルマインド)

レジュメ集とは

レジュメ集は、基本テキストのなかのポイントをまとめたものです。試験に出やすい個所をまとめていますので合理的な学習ができます。

レジュメ集は資格の専門学校等で販売しています。一例として東京リーガルマインドをご紹介しておきますので参考にしてみてください。

LEC書籍部

問題集

  • 『出る順通関士セレクト本試験問題集』(東京リーガルマインド)
  • 『通関士試験テーマ別問題集』(中央書院)

管理人が知るかぎり、中央書院の『通関士試験合格ハンドブック』は、通関士の市販テキストの中では最もお薦めできます。

著者の片山立志先生は、通関士試験受験指導界の第一人者であり、このテキストは、独学者の間では通関士試験のバイブルとされてきました。

amazon等で人気度をチェックしてみてください。そして独学をされる方は、素直にこの一冊の実力を信じてください。

☆独学で勉強される方の問題集は、「でる順番」に編集されているかどうかが大切です。
それで長年このスタイルを継続している東京リーガルマインドをお薦めすることにしました。

独学では講義DVD等は紹介できません。
それでも上記の組み合わせで教材を揃えていただければ、「出題の重要な部分のみを、出題頻度の高い順で」との、予備校や通信講座の指導方針に、かなり近づいた学習をしていただけると思います。

フォーサイト通関士講座
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