平均的なラインは「500万円」程度

年収について
この記事は約2分で読めます。

会社員としての給料の目安

ところで、通関士になったらどの程度の年収が見込めるのでしょうか?この点については、これから資格取得を目指す方であれば大いに関心のあるポイントではないでしょうか?

通関士の平均年収として、現状、公式のデータは出ていません。しかしながら、大体の平均ラインは予想することができます。

まず、ベースとなるのが「サラリーマンの平均年収」です。通関士とはいえ、組織に属して仕事をするのであれば、基本的には会社員です。

独立してやっていく場合には話が違ってくるでしょうが、自らが通関業者として独り立ちする上では資金面や仕事のあて等、様々な問題が立ちはだかり、そのハードルは決して低いとは言えません。

というわけで、おそらく通関士といわれる方の大半が、会社員という立場で実務に携わることになります。

年収額の捉え方は人それぞれ

国税庁が毎年発表している「民間給与実態統計調査結果」によれば、平成26年のサラリーマンの平均年収は「415万円」です。

通関士の年収を考える場合、この平均値に資格手当や技能手当といった資格に伴う諸手当を加算していくことになります。

各手当の額は、属する会社や本人の勤務状況、役職により様々ですが、概ね月額5000円~3万円のラインが一般的であると言えますから、年間でいえば6万円~36万円ほどの加算が見込めることになります。

加えて、ベースとなる給与が平均よりも若干高いであろうこと、その他諸々の誤差を考慮すると、通関士の平均年収はおよそ「500万円」前後のラインで推移するのではないかと予想できるわけです。

ここで算出した通関士の平均年収見込を高いとみるか、「思っていたほどでもなかった」とみるかは人それぞれ、分かれるところだと思います。

もしかしたら、「今の方が多くもらっているから、これから資格を取得してゼロからキャリアを積むほどでもなさそうだ」という結論に至る方もいるかもしれません。

もちろん、実際に通関士として仕事をする上では、その資格でしか味わえないやりがい等、収入面以外の要素も重要です。

しかしながら、一方では、ビジネスである以上「資格取得にかける時間や費用を実務で回収できそうか」といったコスパ的な部分に目を向けることも不可欠だと感じます。

ご自身がどのようなバランスで「やりがい」と「収入」を考えるか、通関士の年収を考える際にはこうした点にも思いを巡らせてみてください。

フォーサイト通関士講座
フォーサイト通関士講座